まずは昨日の窯出しから。
今回もこのシリーズで作ってみました。
とってつきのカップは久しぶり。教室でやっていた頃は結構面倒でいやだったんですけど、さすがに自分の工房だと乾燥のタイミングを揃えるのも楽なので、作るのも楽しくなってきました。
今回の釉薬テストはいまいちでしたねぇ...。
こちらは透明釉のテスト。角皿三つは調合は同じで長石を左がインド長石、右奥がネフェリン長石、手前が福島亀甲長石にしてみました。インド長石のが一番透明っぽいかも。それでもなかなか市販の三号透明のようにすっきり透明にはならないもんですね~。
先日失敗したソーサーの山。素焼き前だったのでまた土に返ります。これが素焼き後だったらゴミの山になるところでした。
で、作り直しているソーサー。今回はロクロで挽きました。ちょっと深めですけど...。
亀板はいちいちセッティングするのが面倒なので使いませんでした。
というよりちゃんとした亀板をまだ用意してないんですけど。
挽いて普通にカットすると外すときに歪むので、一度切ったあと、その7mmくらい下をもう一度カットしてます。これならロクロから外すときに歪まないし、二重にカットした部分は半乾きになればペロっと外せるので、削りの手間も省けます。
テストピースを使い切ってしまったので、追加制作です。お菓子屋さんになった気分です。
それで何の謎が解けたかというと、またまた電動ロクロの件でした。
ペダルの位置を少し高くしてやっとこれで安定した、と思いきや、それでもまだどこかやりにくい。
ここではっと思いつき、以前買ってあったまん丸な石の玉をロクロの盤の上に乗せてみると...。
結構な勢いで手前に転がってくるじゃありませんか!!!
転がらなくなるまでロクロの足に板をかませていくと、板の厚さはなんと3mm近くになってました。
こりゃあやりにくいわけですね~。
今まで数ヶ月、全く気付かずに挽き続けてました。(笑)
今考えれば真っ先に疑うところですけど...。
普通はロクロを設置するときに確認するだろ!!!って突っ込みはナシで。(爆)
早速挽いて確認、といきたいところでしたが、
昨日ちょっと無理して挽きすぎて手首に負担が掛かってたので、
しばらくロクロはお休みです。
昨日新たに釉がけ・窯づめを終わらせてたので、今日は引き続いての本焼き、
明日はまた窯出しですが、どうやら雪が降るみたいですね~。