昨日焼成した初めての本焼、昼前に温度を見てみると200度を切っていたので、蓋を少し開けて待つこと数時間、いよいよ窯出しです。
といってもほとんどが先日見せた呉須のスタンプに透明釉の作品です。
まずは一番最初に絵付けした小皿。のりを使わなかったのでスタンプがあまりきれいに押せてません。呉須の上の透明釉の乗りは一番良かったので、失敗はないかと思ったら逆にこの小皿だけが透明釉を弾いてました。
こちらは正体不明の粗い白土の鉢。予想以上に色がついてたみたいです。石の粒々もゴロゴロしてます。
こちらの小さい片口は呉須の薄いものもありますが、これもかえって面白いかも。ふちの部分に釉切れがあるのが何個かありましたが、それ以外は無事成功でした。
ふた周りくらい大きいこちらの片口も残っていた正体不明の白土で。↑の貫入土ほど白くないですが、素朴な感じがかたちにあっていていいかも。こちらも失敗なくできました。
ちなみに大きさはこれくらい。ハンコの小ささがわかるかと思います。
そうそう、初窯といえば左馬、ということなんですが、左馬を書いたうつわをつくるのではなく...
今回窯づめした作品の裏にスタンプで押しました。サインも入れ忘れてたのでこちらもスタンプで。
ペンギンスタンプ以外のものはこれだけ。どれもテストでしたがあまり成果なし...。
今日はヤマニファーストセラミックさんに注文していた材料が届きました。小売してくれるお店の中では結構安いです。これでひとまずだいたいの材料がそろったので、ちょっとずつ釉薬のテストもしていきます。
制作中の蓋もの、かなりサイズをアップしてみました。大きくなってくると歪んだり反ったりしやすくなって難しいですね~。
こちらはアロマ用のポットの試作。お香と違って本焼してみないとテストできないのが難点です。
初窯も無事終了して、これで本格始動できます!
あっ、今日精米所をみたら炭化焼成に使えそうなヌカが手に入りそうなので、もうしばらくしたら炭化もテストしてみようかと。暑いと虫が湧きやすいらしいんでもうちょっと涼しくなってからかな~。