確か
精土さんから頂いた窖窯緋色土シリーズのサンプル。焼成はいずれも還元焼成で、土は上段左から窖窯緋色土、軽石はぜ土、古伊賀土、下段左から匠土、灰かぶり土、伊賀赤荒土(別の材料屋さんのかも...)です。
こちらは自作の合成ビードロ釉を掛けたもの。調合は合成土灰70、福島長石40、ベンガラ1.3です。ちなみに野田さんの混ぜておぼえるはじめての釉薬づくりで88ページのアップの写真に使っているのがこの釉薬です。普段よく融ける釉薬なんですが、相性なのか、結晶化してカサカサになってるものがあります。カサカサになりやすいと書いてある灰かぶり土で融けて、ビードロがよく出るとある伊賀土でカサカサになってるんですが、釉の濃さや窯内の場所などの条件もあるので、なんともいえません。
こちらは
大築窯業さんの緑ビードロ釉を掛けたもの。匠土のビードロが鮮やかですね。他のは渋めに上がってます。
こちらは匣鉢に入れたものです。それぞれ色は違いますが、土の違いよりも置いた場所の違いの方が大きいような気がします。
赤土を除けば、それほど大きな差はなさそうな気もします。微妙な鉄分の違いとか、粒子の粗さなどはありますが。あとはやっぱり薪窯で焼いてみないと真価を発揮しないのかも!?