かなり昔に雲母のパウダーをサンプルで送ってもらったのがあったので、釉薬に使えるかどうかテストしてみました。なんでもアイシャドーなんかに使われているもののようで、陶芸に使えるかどうか送ってもらってずーっと放りっぱなしでした。
上段は信楽N白土、下段は赤二号、左から雲母単身、雲母2福島長石1、雲母1福島長石1、雲母1福島長石2です。
粉の状態だと真っ白だったんですが、こう見ると結構鉄分がありそうですね。右側の方が釉が厚くかかった気もするんですが、それにしてもかなりの鉄分です。
このままでも上手く使えば緋色っぽい感じを出すのに使えそう。木灰か石灰を加えて解けやすくしたらどうなるか...。そういえば雲母は土に練りこんだりはするけど、釉薬の材料としてはあまり使われてないですね。
ちなみに送ってくれたのはこちらの
山口雲母さん。やや大きめの粒子をカオリンマットに混ぜたのもなかなか面白く焼きあがりました。