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釉薬の時間1:アルカリとアルカリ土類 突然始まった釉薬の時間。 第二回があるかどうかは分かりません。(爆) 寝苦しくて寝付けない方はぜひお読みください。 窯焚き中で寝ちゃいけない方はご注意を。 あくまで実際のサンプルのための前置きなので、 読み飛ばして本題に進んで結構ですよ~。 --------------------------------------------------------------- 釉薬の主成分ともいえるのが珪石などに含まれる珪素(シリカ)で、 高温ではガラス化します。 カオリンや粘土に含まれるアルミナは、 そのガラスを素地に繋ぎとめる糊のような存在。 非常な高温であればこの二種類だけでも釉薬になるかもしれませんが、 一般的な窯の温度では溶けてくれません。 そこで必要となってくるのが釉薬を溶かしてくれるアルカリ性分です。 これにはアルカリとアルカリ土類がありまして... アルカリは主にカリウム、ナトリウム、リチウムがあり、 カリウムとナトリウムは主に長石に含まれ、 リチウムは精製された炭酸リチウムが主に使われます。 アルカリ土類にはカルシウム、マグネシウム、バリウム、ストロンチウムなどがあり、 アルカリ土類ではないものの亜鉛も似たような働きをするのでその仲間に加えられます。 カルシウムは石灰石、マグネシウムはマグネサイトやタルク、 バリウム、ストロンチウムはそれぞれ炭酸の化合物が使われます。 亜鉛は酸化亜鉛や一度高温で焼成した亜鉛華をつかいます。 ちなみに化合物にも寄りますが、これらのうちバリウムは劇毒物、 リチウムと亜鉛も程度は低いものの毒性があるようです。 亜鉛の場合は不純物として鉛が含まれるのも問題だそうで。 国内の釉薬本だとあまりアルカリとアルカリ土類の違いが大きく扱われてないんですが、 以前買った洋書で分かりやすく説明されていたのでそれを参考に。 ○アルカリ ・溶かす力が強い ・貫入がでやすい ・多く加えると透明度は増すが流れやすい ・加える量はアルカリ・アルカリ土類全体の50%まで ○アルカリ土類 ・溶かす力が弱い ・貫入がでにくい ・多く加えると結晶化しやすい ・加える量はアルカリ・アルカリ土類全体の75%まで で、今回のテストはアルカリとアルカリ土類の比率を変えると、 釉薬がどう変わってくるのかというテストでした。 焼成温度は1225度、約10時間の焼成です。 A 福島長石 59 石灰石 12 炭酸リチウム 3 亜鉛華 7 福島珪石 20 酸化銅 1 Li2O 0.12 KNaO 0.27 CaO 0.36 ZnO 0.25 Al2O3 0.29 SiO2 2.89 B 福島長石 48 石灰石 12.5 炭酸リチウム 2.5 亜鉛華 8 カオリン 4 福島珪石 25 酸化銅 1 Li2O 0.10 KNaO 0.22 CaO 0.38 ZnO 0.29 Al2O3 0.29 SiO2 2.92 C 福島長石 37 石灰石 13.5 炭酸リチウム 2 亜鉛華 8.5 カオリン 9 福島珪石 30 酸化銅 1 Li2O 0.08 KNaO 0.18 CaO 0.42 ZnO 0.32 Al2O3 0.29 SiO2 3.00 アルミナとシリカの割合はほぼ固定にして、 アルカリとアルカリ土類の比率をA 39:61 B 32:67 C 26:74としています。 結果はほぼ予想のとおりでした。 Aはよく溶けていますが貫入がでてます。 Bはやや溶け残りがあり、わずかに貫入が。 Cは溶けきっていないのか、それともアルカリ土類が結晶化してるのか、 ともかく透明にはなってません。 この耐火度が高くて溶けていないのか、 それとも結晶化してるために透明になっていないのか、 その判断がいつも難しくて悩みます。 どなたか分かりやすい見わけ方をご存知でしたら教えてくださいませ~。 電気窯での焼成を考えると、 Aのようなアルカリが多めの調合のほうがきれいに溶けて扱いやすいかもしれません。 ただし問題は貫入をどうするか...。 特に浮き彫りの作品にかける釉薬なので、 なるべく貫入は減らしたいところです。 この後貫入を減らすべく試行錯誤が続いているんですが、 それはまた後日ということで。 果たして記事の最後までたどり着けた方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。(爆)
by Potter-Y
| 2009-07-17 20:27
| 釉薬
| 埼玉県の陶芸家:堀越洋司の作品と制作の様子をお伝えします。工房をリニューアル。見学や体験教室も出来ます。オンラインストアでも販売中。 最新のトラックバック
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