先日、窯の配線の張替え中にカンタル線を折ってしまいましたが、
何とか自力で直そうと悪戦苦闘。
まずはこの作業に不可欠な...
バーナーをホームセンターで仕入れてきました。
電気窯に使ってあるカンタル線、
常温のまま曲げようとするとパキッと簡単に折れちゃうんです。
なのでバーナーで炙って赤熱した所を曲げなくてはいけません。
大きいバーナーとどちらを買うか迷ったんですが、
片手にバーナー、片手にペンチを持っていても、
安全に作業できそうなのでこちらを選びました。
最初は火力が足りないかと思いましたが、
最大火力にしたらなんとか作業できました。
修理前はこういう状態でしたが...
格闘すること約一時間、
こんな感じに仕上がりました。
まずは窯の外から差し込んである金属棒の先端に、
ルーターを使って溝をぐるっと彫っていきました。
これはカンタル線との接地面をなるべく広くするため。
そしてバーナーを使ってカンタル線を温めつつ、
あっちを曲げ、あっちを延ばしとやっていたら、
なんとかきれいに巻きつけることができました。
メーカーさんによるとちゃんと溶接しないとショートして断線しますよ、ということですが、
さすがに溶接はやったことないので、
まずはこれで試してみるしかありません。
そして早速窯の電源をスイッチオン...
動いてます。(笑)
その後、100度ちかくまで上がったところでひとまずテスト終了。
後は素焼き、本焼きの温度にしっかり耐えられるかどうかです。
素焼きにする作品が溜まったらまた次のテストです。
一方、秋の「じぶんでたべる」うつわ展に向けての試作もぼちぼち進んでます。
こちらは先日焼きあがったカップたち。
手前のネコ把手と、意外にも奥から二番目のペンギン把手が持ちやすかったです。
ネコ把手をつけた碗いろいろ。
把手の反対側には滑り止めとして魚が。
こちらはノーズカップという、鼻の当たる部分をカットしたカップ。
鼻が当たらないので、頭を後ろにそらさないでも飲める形です。
手前は明らかにこまつかさんに影響されたペンギンカップ。(笑)
真ん中はイルカ、奥はサカナ、のつもりです。
ひれの部分に指が引っかかるようになってます。
そうそう、こまつかさんが
「じぶんでたべる」うつわ展のブログを立ち上げてくれました。
良かったら覗いてみてくださいませ~。
そういえば先日新たな道具を手に入れました。
1L用のポットミル、擂るための玉もたくさん入ってました。
でも見るを回す肝心な機械がありません。
なので手でコロコロ、足でコロコロ。
果たして効果はあるんでしょうか。(笑)