陶芸の本の装飾のページにはよくスポンジを使った方法が載ってますが、スタンプとして使ってるのは大抵簡単な形のものであまり面白くない。それもこれも加工しにくいスポンジを使ってるから。
でもそれを一時期はやった洗剤なしで汚れが落ちるスポンジにすると、目が細かいのでもっと細かい細工ができます。
まずはデザインナイフなどで模様をカット。分かりにくいですがここでは市松模様にしてます(1)。裏側は凹凸が逆になっているので交互に押せば連続した模様になります。ベンガラや呉須、絵具などを浅めの容器に移してスポンジを浸し、器に押していきます(2-3)。さきにガイドラインを引いておくと押すのが楽です。あと、あまり深くまで浸したり、強く押しすぎたりすると凹んだところまでスタンプされてしまうので注意。手書きと比べたらかなり短時間で装飾できました(4)。
微妙なかすれ具合になるのが面白いです。あまり細かい細工はできませんが、アイデア次第でいろいろ遊べそう。
注意点としては、このスポンジ、強く洗うとしぼんで使えなくなってしまうので、軽く洗い流すか、ぬれたティッシュなどで拭くなど、やさしく扱いましょう。