焼きあがった作品が割れていたり、釉が流れて高台が傷ついたりするのは残念だけどよくありますよね。でも漆を使った修繕はなかなか面倒なので、簡単にごまかす時に便利な道具をご紹介。使うのは100円ショップで見かけるこのようなパテ。
いろいろなタイプが売られていますが、混ぜても色の白いものが使いやすいと思います。使い方は必要な分を切って混ぜるだけで、粘土のように扱えます。これでひび割れ部分やかけたところを補ってやれば、一日たてばすっかり固まります。跡はナイフなどで大まかに形を整えたあと紙やすりで削ります。そのままでも良いのですが、味気ない場合はこんなもので色付けしたり。
これも100円だったりします。水性でも乾けば簡単には落ちません。そんな感じで簡単に直したのがこちら。
こんな感じで金継ぎもどきの出来上がり。裏はちょっと汚いですけど。
□注意□
あくまで見た目だけの修繕ですので、食器など実用の器には向きません。特にエポキシパテには毒性があるようなので、花瓶などの観賞用の器への使用にとどめたほうが無難です。